ピックアップレジェンドサッカープレイヤー　No.269

高木　純平（たかぎ　じゅんぺい）

国籍　日本

生年月日　1982/9/1

出身地　熊本県熊本市

身長/体重　170cm/62kg

ポジション　DF（SB）、MF（DMF・SMF・OMF）

利き足　右

代表デビュー　なし

主な出場大会　なし

 

プレースタイル

両足から繰り出される正確なキックと正確な判断力を持ち、サイドバックやボランチ、サイドハーフ、トップ下など様々なポジションをこなすユーティリティープレーヤー。

 

経歴 

父親の影響で小学校4年の時にサッカーを始める。中学1年の冬に父親の転勤で静岡県へ引っ越し、清水エスパルスジュニアユースのセレクションに合格。3年の時には日本クラブユース選手権大会優勝に貢献した。高校進学後はユースへ昇格。当初はＦＷとしてプレーするも、2年の時にサイドプレーヤーに転向し、頭角を現し、同年は日本クラブユース選手権大会や高円宮杯全日本ユース選手権大会ではベスト4に進出。3年の時にはＳＢＳカップに静岡県選抜として出場した。

 

高校卒業後はトップチームに昇格。2002年にはリーグ戦デビューを果たし、初得点も記録するなどリーグ戦10試合に出場して1得点を記録。2003年は1ｓｔステージこそ出場機会は少なかったが、2ｎｄステージからはボランチとして出場機会を得た。2004年以降はサイドハーフやトップ下としても出場し、器用さを活かして様々なポジションでプレー。2006年序盤は控えに回るも、トップ下やボランチとして中盤を支え、リーグ戦26試合に出場し2得点を記録。同年のリーグ4位躍進に貢献した。2007年以降は出場機会こそ多くなかったが、持ち前のユーティリティ性を活かしてチームを支えた。

 

2010年7月には出場機会を求めてＪ2のコンサドーレ札幌へレンタル移籍。ここでは主に左サイドハーフやＦＷとして起用され、2011年はコンサドーレ札幌へ完全移籍。すると同年は開幕戦の愛媛ＦＣ戦から左サイドハーフとして活躍し、その後は右サイドハーフや右サイドバックとしても大車輪の活躍を続け自己最多となるリーグ戦36試合に出場。見事札幌の4年ぶりのＪ1復帰の原動力となった。しかし、2012年は右膝半月板損傷を負った影響もあり、リーグ戦での出場は17試合に留まり、チームも最下位でＪ2へ降格することになった。

 

2013年は清水エスパルスへ復帰。右サイドバック吉田豊の控えとなり出場機会は限られたが、生え抜きのベテランとしてピッチ内外でチームを支えた。2015年にはシーズン開幕後の3月にモンテディオ山形へ移籍。ここでは怪我人が相次いだＤＦ陣の穴埋めとして活躍しリーグ戦12試合に出場したがチームはＪ2へ降格。2016年はＪ2の東京ヴェルディへ移籍。加入1年目は主にボランチで出場し、攻守のつなぎ役として活躍。リーグ戦21試合に出場した。2017年は3試合の途中出場に留まり、この年をもって現役を引退した。

 

2018年には清水エスパルスに入社しホームタウン営業部に所属。その後広報部に配属され、2022年11月より広報部長に就任し、2024年1月には強化部に配属され、副部長職に就任した。

 

代表記録：なし

 

皆さん、こんばんは！

今回も引退選手の紹介で現在は清水エスパルスの強化部の副部長を務める高木純平氏です！

 

高木氏は元々父親に言われてサッカーを始めたわけですが、その時はそこまで熱が無く、熊本から静岡に引っ越しすることを機にサッカーを辞めようと考えていたとの事。

ただ縁あって兄と一緒に清水エスパルスジュニアユースの試験を受けに行ったところ、高木氏だけが試験に合格したことで辞めるにやめられなくなったとの事。

 

その後ユースに昇格し、トップへと昇格し、持ち前の正確なキックやユーティリーティ性を武器に清水や札幌などで長年活躍していましたが、高木氏にとっては自分から動かない、動くのが億劫というかびびりというか、そういうタイプの人間で失敗をしたことにより「17年間、一体何をやっていたんだろう…」と後悔が残った現役生活だったとの事・・・。

 

ただその現役時代の公開を原動力にして、引退後は自ら動いて清水エスパルスへの入社を勝ち取り、広報部長を務め、今では強化部の副部長を務めています！

 

ぜひ清水エスパルスの社員の一員としてクラブを支えて、あのリーグ優勝まであと一歩と迫った黄金期（三都主らがいたとき）の再現に向けて盛り上げてほしいところ！

 

今後の高木氏の働きと清水の躍進に注目したいと思います！

 

頑張れ！高木！頑張れ！清水！